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2月22日(水) 本会議 代表質問
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内容
会議録
令和5年2月定例会
2月22日(水) 本会議 代表質問
日本共産党岡山市議団
竹永 光恵 議員
再質問・再答弁
〔39番竹永光恵議員登壇〕
◆39番(竹永光恵 議員) 御答弁いただきました。
市長は友好都市のところを答えていただきましたが,お互いの文化を尊重し,違いを認め合う,それが国際平和へつながっていくというふうなこと,そのとおりだと思います。私たちも,アジアへの平和の対話で排除しない国づくりというところはそれが基本だと考えておりますので,感想として述べさせてもらいます。
再質問なんですが,もちろん政治姿勢で,国の専管事項だって総務局長がそう答えるだろうなと思って聞いてはいるんですが,やっぱり大事なのは戦争にならないために何ができるかというのを市のレベルで考える,さっき友好都市間交流もその意味で聞かせていただいたんだけど,注視しているだけではいつの間にか巻き込まれてしまいますよということが言いたいので,その辺でまた国の専管事項となるんだったら答えんでいいですけど,また違う答えがあるんだったら答えてください。
それから,被爆者の伝承者のところなんですが,私たちも被爆2世の会でDVDに収めるようなことをしているんですけれども,もちろんそれも重要なんですが,被爆者団体に相談しながらと言われていましたけれども,被爆者の方はどんどん高齢化して,被爆者団体自体もう西大寺はなくなっているんですね,団体自体が。そうなった場合に,やっぱりちゃんと聞いてちゃんと伝承しようという作業は市として必要だと思うんです。
伝承者育成を長崎,広島以外でしているのは東京都の国立市だけなんです。これ,私がすごく感動したのは,若い職員が対応していまして,20代の,この方々が直接その被爆者とか戦争体験者から話を聞くと,自分事として自分の言葉で語るという人たちが伝承者になるというところを目の当たりにしてみたら,ああ,平和って日常のことなんだなというのが分かったという感想を言われているんです。直接話せる方がいなくなることに対して,やっぱりこの事業はちゃんと伝承して,次の人が,次の世代が自分の言葉で語ることに意義があると言われているというのを若い世代の職員が言っている。これは本当すごいことなので,広島の隣の岡山でやりましょうよということなんです。やりましょうということで答弁をお願いいたします。
それから,市長の政治姿勢のところで税金の使い方ですよね。ずっとこの議会でアリーナのこともまた税金を使うんですかというようなことで動いています。私たちもプロスポーツをもちろん応援していますし,ファジアーノ大好きですけれども,物価高騰で市民がこんだけ大変なときに今また箱物に使うんですかという声が,私たち周辺部にいると特に聞こえてくるんです。そこに対して何か御所見がありますか。
そして,ファジアーノの応援──ファジアーノだけじゃないけれども,プロスポーツの応援というんだったら,せめて土地の無償貸与までは理解できます。先に民でやることは民でという市長の好きなお言葉があるじゃないですか。民でやることは民で。そこをまず努力していただいて,せめて土地は貸すよというなら分かりますが,これ以上税金を注ぐということは理解できません。そこのところを理解できるように説明してください。
それから,本庁舎というか新庁舎ですけれども,これもこれからなんですよって,スーパーも想定しているけど,また改めて議論するんですよというんだったら,今なら間に合いますよね,2期工事。スーパーをやめましょうと言いたいです。そこに対しての御所見をお聞かせください。
それから,路面電車のところですが,これ以上費用が増えるんかということには答えていただけなかったと思うんです。費用対効果1を割り込んでも,別にいろんなことで相乗効果があるし,数字には出てこんのんじゃからやるのはやるんじゃみたいな答弁だったように聞こえたんですが,そうですよね。そうじゃない,違うんだというんだったらお答えください。そして,まだまだ物価高騰で事業費が増えますよねといったことにはちゃんと誠実に答えてください。ヒアリングにも来ていないんですからね。
それから,この税金の使い方のところですが,水道局の例を挙げて精査してほしいと申し上げました。やっぱりここをしっかりと──先のことは分かりませんというような答弁だったんですが,すごい先のことを言っているわけじゃないんです。2年,3年,せめて5年ぐらいのところはこんだけ物価高騰が続くよなみたいなところも含めて,もうちょっと全体の使い方,水道局の例は分かりやすかったと思いますけれども,そういうことを分かる範囲で計算していかないと,市民の税金を湯水のようにそっちだけに使ってほしくないという声もあるんです,実際に。聞こえていない方もいらっしゃるかもしれませんが,私たちのところにはいっぱい届いています。そこに対してちゃんと答えていただきたいと思います。
そこに一つのメスも入れない,精査もしない,先のことは分からんと言いながらどんどんどんどん使いながら,子どもの医療費は基金を積んであげますよみたいなことは何か違うんじゃないかなと私は思います。そこに対しての見解をお聞かせください。
そして,コロナのところなんですが,やっぱり5類になることに対して,高齢者の施設から心配の声が続いています。特に全国老人ホーム施設長アンケートというのを今回紹介させていただきましたけれども,そこで5類になってもやっぱり一番の願いというのは,陽性と診断された入居者は全て入院させてほしい,それが原則だというのを一番に答えておられるんです。もうクラスターは懲り懲りというところがこのアンケート結果に出ているんです。大変な状況でクラスターになると,急な欠員でワンユニット10人ぐらいいらっしゃるところを1人で10時間も12時間も見ざるを得なかったみたいなことも出ています。長時間勤務になった。そこの不安が大変で,これに対して,じゃあ5類になって大丈夫ですよというところを高齢者施設の方に示唆してあげてほしいなと思いますので,ぜひ不安に応えられるような答弁をお願いします。
そして,今回いろんな知見がありますよということで資料にも紹介させていただきましたが,知見のアップデートというのは国がするだけのことを聞けばいいんですかね。何かさっきの答弁だったら,国がいろんなことを,最新のことをして,その結果国待ちと聞こえたんですが,市としていろんな研究だとか,岡山市の方もいろいろ発表しているかもしれません。お医者さんの意見もあるかもしれません。そこのアップデートはどこがして,どこが責任を持って市民の命を守る立場で対応するのかということをお答えください。
それから,子どもの医療費のところですが,コンビニ受診というところがずっと言われていまして,市長もほかの方への答弁で国がネガティブになっているのはそういうことがあるんじゃないかと言われています。この間ずっとコンビニ受診のことが問題になっていましたが,根拠も数字的データもはっきりと表れていないんです。この機会に,せっかく拡充したんだから,それがどうなのかというのを検証するということをしてほしいなと思っています。検証することは考えているのかいないのか,考えているんだったらどうやってするのか,お答えください。
次に,保育園のところなんですけれども,希望する保育園,認可園というふうなところに入るというのはぜいたくな悩みなんだな,岡山市の子どもたちにとってはと思って聞いておりました。認可園じゃないところに入れるんだからいいじゃないかと聞こえたんです。コンシェルジュさんも丁寧に相談に乗ってくれるからと言われています。もちろん丁寧に相談に乗ってくださいます。
でも,ついこの間はこういう声を聞きました。お兄ちゃんと同じ保育園に入れない下の子についてコンシェルジュさんに相談したら,すごく丁寧に乗ってくれて,通勤ルートとは真反対の園を紹介されたと。これはいつ空くか分からない状態で,反対に行って1時間ぐらいかけて職場に行って,またお迎えに行ってみたいなことをするのがなかなか大変だ,1か月なら頑張ってとかいうふうに分かるんだけど,いやいや,いつ空くか分かりませんといったときにその園を選べず,結局育休を延ばしてしまったみたいな声もあります。最初から育休を延ばすために要望している人がいるかもしれませんが,本来ならこうやって育休を延ばさざるを得ない人も多いんじゃないかなと思っていますので,そこに対してお答えをお願いします。
子ども・子育て会議も傍聴させていただきました。最初,子どもの幸せのための会議なんですよという目的をとうとうと言われて,いいなと思って聞いていたんですけれども,結局数字の議論ばかりだったんですよね。それでこういう入れない子どもたちがいるというところにやっぱり心を寄せて丁寧に相談に乗って,本来その人たちの悩みを取り除かなければならないのに,その点が違うんじゃないのって思いますが,いかがでしょうか。
それから,大規模園のところなんですけれども,資料に奈良女子大の方の研究を載させていただきました。資料2のところです。就学前施設の適正規模で全国4,001園の認定こども園を調査していて,これは筆者の考察と書いてありますが,保育者の交流と園児の交流の割合は高いほうが園児にとって保育環境がいいと考えられるというところで,やっぱり150人までがぎりぎり。全保育者と園児のことで相談できる,全園児の顔と名前が一致できる,全園児と話ができる,保育者と交流ができるというところで,事故があった園なんかの記者会見を見て,子どもの名前も出てこなかった園長さんがいましたけれども,そういうことにならざるを得ないんじゃないかなって心配で聞いているんです,300人規模,200人以上のところで。
私,もう本当に職員の方が頑張っているというのは知っているんです。統廃合,民営化のときに何回も課長さんが地元に入ってくれました。何度も何度も地域に入って,もう難しい方々を相手に頑張っているというのは知っているんです。その頑張りが報われなかったらいけないと思っている。なのに,300人規模になった場合に,さっき人数の受入れとか園の規模でそういうことがあるとは考えておりませんって言い切った。ですよね,局長。私,もう一市民になってもしっかりこのことを覚えておきます。事故があったら本当にどうするのと心配で聞いているんだから,ちゃんと研究してほしいし,子の顔と名前が一致できる保育園というのがやっぱり理想だと思いますので,これ以上増やさないでほしいということに対してきっちり答えてください。
それから,地域公共交通のところです。
交通不便地域で暮らす20万人への方針,対応がないというのはずっと私たちは言っていて,それはよう分かっとんじゃと言いますよね,毎回ね。でも,やっぱり市民の移動の権利について本気で責任を持ってほしいところなんです。
昨日すごくいい答弁をされましたよね,局長。私に電話してください,丁寧に対応しますと。あれ,地元の人というか朝日学区の方々何人かにお電話して,局長がええことを言うんたんよって言ったんです。そしたら,こんなふうに答えが返ってきました。丁寧に対応してもらって立ち上げることができたとしても,1年ももたんと思うよと。それは,協議会の中心になる人が70歳以上というところ,そういうところの心配がある。そして,内容的にもある程度デマンドタクシーが来るところまでは歩いて行かんといけん。1年ぐらいまだ元気だから歩いていけるけど,2年,3年たって歩けんようになったら誰も乗る人がおらんようになるでみたいな声もありました。そして,ルートも永安橋を渡らないと今言われとるんかな,そういうことも含めて,こんなん誰が乗りたいんでという声もありました。これは本当のみんなの声です。
私,じゃあどうしたらいいんかなって,丁寧に対応してくれるから電話すればええがって言ったんですけど,いやいや,そんならタクシー券を配ってほしいと。昨日の自民党市議団の皆さんと同じですが,タクシー券を配ってくれたほうがよっぽどドア・ツー・ドアでいいんじゃないかという声がありましたので,そこは丁寧な対応だけじゃ足りんよということと,もうこの考え方には限界が来とるよということと,20万人の解消,高齢者の多い地域ではもっと難しいよということも含めて,午前中の小林議員の質問にふれあいバスとかいろいろ考えて,別のことも考えようかなみたいな答弁をされたように聞こえたので,そういうことがあるんならちゃんと答弁していただきたいと思います。20万人に責任を持つという立場で言っていただきたいと思います。
それから,DVの相談員さんとあわせて,教育長が答弁された図書館司書などの専門職ですよね。そこが会計年度任用職員でいいんだみたいな答弁だったんですが,市民協働局長,そして教育長,やりがい搾取という言葉を知っていますか。こういう専門性のあるところを会計年度任用職員が頑張ってやっていても,結局1年,2年で首を切られるみたいなところで,やりがいがなくなってやりがい搾取という言葉が全国的にはやっているんです。専門職のところで,そして子どもたちやDVの命を守らなければならないところで,そういう専門職が会計年度職員でいいんですかというところを答えてほしいと思いますので,もう一度お願いします。
それから,マイナンバーカードのところなんですが,自衛隊のところで,広報やホームページを見ておる人が少ないので,本当に要る人は手を挙げてくださいというほうがいいんじゃないでしょうか。要らん人は言ってきてくださいよりも要る人は言ってきてくださいのほうがいいんではないかと思いますので,その辺をお答えください。
以上です。
○下市このみ 副議長 当局の答弁を求めます。
◎岩田康裕 総務局長 憲法第9条が体現している平和主義ということに関しましては,日本国憲法の基本原理の一つであり,平和を誠実に希求し続けなければならないということは総合計画にも明記しております。市行政を進める上では,そうした姿勢で全職員が臨んでいるところであると思っております。
それから,新庁舎の2期工事の件ですけれども,現在想定している利便施設は,令和元年度に策定した基本計画に際して,民間事業者のヒアリング結果を踏まえて想定しているものということでございます。今後行う調査等の中で具体的な施設構成等を含めた事業計画を考えていくことになりますので,いただいた御意見も参考にしながら検討してまいりたいと考えています。
◎岸学 財政局長 財政的な今後の見通しといいますかそういったものをちゃんとしなければという御質問だったかと思います。
事業費が増えましたら,当然起債の額も増えてまいります。そういった中で交付税のほうも増えてまいりますので,それも返済は長期にわたるものでありますし,交付税算入も長期にわたってまいります。そういった中で,今の物価高騰の状況からなかなか今後の影響を出すのは困難だと考えております。
以上です。
◎中原貴美 市民生活局長 税金の使い方のところでアリーナについての御質問がありましたでしょうか。
アリーナは,まだ市が整備するとは決まっておりません。経済界から公設民営で提言を受けまして,基本計画を今年度策定いたしたいと思っております。その中で検討,整理していくものではありますが,本日の市長答弁の中にも経済的効果,それから社会的効果というお話もございました。やっぱりそういったこと全体を判断して議会,それから市民と今後のことについては意見をいただきながらということになると思います。
それと自衛隊についての御質問が再度ございました。
我々としては,法令に基づき必要な業務を行っておるということでございます。また,今のやり方に問題があるとは考えておりません。
以上です。
◎近藤康彦 市民協働局長 配暴センターの相談員について,やりがい搾取にならないよう正規の配置をという再質問だったと思います。
配暴センターの5人の相談員全員が正規職員ではございませんが,現在のところは適切に対応できていると考えておることから,現在の体制を継続してまいりたいと考えております。ただ,DV被害者の支援体制については,常に充実強化を図っていく必要がございます。ですので,引き続き検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◎福井貴弘 保健福祉局長 2つ再質問をいただいたと思います。
1つは,被爆者の体験を伝承する取組をどう考えているかということだったと思います。
だんだん高齢化して,そういった方々がいらっしゃらなくなるということは認識していますし,そういった仕組みが必要であると思っております。そんな中で,岡山市・岡山県内でも高校だったり,活動されている団体の方もいらっしゃいますし,それからあと広島とか長崎のほうでもそういった無料で派遣してくださるような制度もあります。そういったことも活用しながら,まずできることとして,ホームページも含めて紹介していきたいと思います。
それから,もう一点が,子ども医療費の検証をすることを考えているか,やるとしたらどういったことをやるかということだったと思います。
現段階では,まずは今回の拡充制度をスムーズに実施していくということを最大限にやっていきたいと思っております。当然利用の状況の推移とかは見ていきたいと思っております。
以上です。
◎宮地千登世 保健福祉局感染症対策担当局長 2つ御質問をいただいたと思います。
まず,1つ目,5類に移行してからも高齢者施設の方々,陽性者の方が入院できるような方策をというような御質問だったと思います。
感染拡大時に職員の方々が大変御苦労していただいたということはこちらも存じ上げております。大変ありがとうございました。
ただ,オミクロンになってから,症状としましてもコロナの症状の方もおられますが,やはりもともと既往症をお持ちの方が悪化しているという場合も多々あったとお聞きしております。5類になりましても,やはり感染者の方が全員,社会的な入院も含めて御入院するというのはなかなか難しいのではないかとは考えておりますけれども,既往症をお持ちの方に対しては,できるだけ協力医の先生方等の医療体制整備を引き続き検討していって,早期に対応ができるように考えていきたいと考えております。
また,施設等に向けての対応についても,何ができるかというところも今後検討していきたいと考えております。
それから,研究結果を今日御紹介していただきました。市としてそういうふうなところの研究について,情報提供はどういうふうに考えているのかというふうな御質問だったと思いますけれども,答弁でも申し上げさせていただいたのは,患者数の把握については定点でという国の方針について,市としてもその方向で考えているということを申し上げさせていただきました。それ以外の国──そもそも岡山市だけの数字を反映させるというのは,客体数が少なくなりますと正確なものでなくなることもありますので,やはり国で研究,検討されたもの,有効なものについては適宜情報提供していきたいと考えております。
以上です。
◎遠藤千里 岡山っ子育成局長 大きく2点について御質問いただきました。
1点は希望する園に入れない問題,そしてもう一つは大規模の園が問題なのではないかということだったと思います。
まず,その希望の園に入れないという問題でありますけれども,きょうだいがいる方々をはじめ,希望の園への入園がかなわない方というのはいらっしゃいます。きょうだいであるとか社会的養護の必要な方など,特定の加点を要するであろうという方はそういう制度を設けて優先度を上げているわけですが,この中での適切な平等性というものも検討していかなければならないと思っています。結局のところ,希望する園に入っていただくには,その希望者と定員とのギャップというものがあるわけですけれども,現在園にお願いして弾力的に定員を超えての受入れというものをしていただいておりますし,僅かではありますが民営化を行う際に,例えば今足りていないと思われる低年齢児の定員を増やしていく方法などについて実行し,検討もしているところです。まずは保育を必要とされる方に一定の質が担保された施設を御紹介できるというところを目指してきたわけですし,今後も続けていきたいと思っているところでございます。
続いて,大規模園のことですけれども,市として大規模園化を進めているわけではないですし,また大規模だから難しいことが起きるとも考えていないわけでございます。定員の決定について,民営化を行う際には現在行っている園の在園児,統合される園の在園児を全員受け入れる,また提供区域内の待機児童数の状況を見る,そして周辺の園の状況,その3点を考慮して決定しているわけです。今御質問にありました財田で計画している園については,4園今行っている子どもたちを1つのところで受け入れてほしいという地元の要望がございました。これで検討した上で統合することとしたわけでございます。
また,安全な保育の確保については,現在の条例,運営体制の中で確保していくべきと考えておりまして,岡山市の監査,そして指導はしっかりと行っていくつもりでございます。
以上です。
◎三宅泰司 教育長 学校図書館司書,栄養士,用務員の正規化についての再質問がございました。
我々としては,今残っている,今いらっしゃる正規の方々の知識や経験を全体に引き継ぎ,残せるように進めてまいりたいと考えております。
以上です。
◎平澤重之 都市整備局長 2つ再質問をいただきました。
1つ目が路面電車のことですけども,工事費についてですが,コロナ禍の影響で資材が高騰しているなど,計画時に想定していなかった事象が発生し,工事費の増加の可能性があるため,コスト縮減などに努めながら適切に対応してまいりたいと考えております。
それから,もう一つは生活交通についてで,具体の話がありましたので少し説明させていただきます。
すぐ駄目になるんじゃないかという話が朝日学区であったという話がありましたが,今やっているところは6地区あって,6地区ではそんな話は一回も出ていない。たくさんの方が利用してくださっています。
家から離れてバス停まで行くのがつらくなるときがあるんじゃないかという話もありましたが,生活交通には路線運行と区域運行というのがあって,区域運行ではもう家の直近まで,タクシーを使うんであればタクシーで行くようになります。目的地へもその近くまで行くようになります。ですから,例えば中山間地域のように坂道があって荷物を持って帰るのが大変な地域では例えば区域運行を採用するところもありますし,どちらかを採用していても,年に何回もその地域に行ってお話をさせてもらっていて,私が携わっている事業の中では最も地域に近い事業だと思っています。地域の皆さんのお話を聞きながら比較的柔軟に対応できる事業で,一旦始めてもいろんな課題,新しく施設ができたり,なくなったりすることもありますけども,今の区域運行や路線運行を含めて,ダイヤの増減も含めて,利用状況等,使い勝手等を見ながら皆さんの意見を聞いて柔軟に対応して運行改善をしながらやっているので,もう利用者が減って困っているというところはないです。それから,出だしで利用が少なくても,このシステムのすばらしいと思っているところは,デマンド型なので利用が少なくても赤字が大きく膨らんでしまうことがないことです。運行経費の8割を岡山市が負担することにしていますので,そういった意味では持続可能なシステムであり,非常にいいシステムではないかなと思っていますので,引き続きしっかりと取り組んでいきたいと思っています。
20万人の話が出ましたけれども,20万人については,確かに不便地域は20万人ですけども,一朝一夕で皆解消されるというのはなかなか難しいですが,実際にスタートして,今検討しているところを含めて9地区になりました。確実に着実に解消エリアが増えていっているということも事実です。そういったことも踏まえると──それと我々が中心にやっているのは不便地域の中でも特に高齢者の割合が多いところ,移動手段に困ると思いますので,そういったところを中心にやっていますので,そういった意味では利用もたくさんされていますし,毎年確実にエリアも増えていっていますので,今後もこの取組についてはしっかりと取り組んで進めてまいりたいと思っています。
以上です。
○下市このみ 副議長 以上で日本共産党岡山市議団の代表質問は終了いたしました。(拍手)
本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は2月24日午前10時に開き,引き続き代表質問を行います。
本日はこれをもって散会いたします。
御苦労さまでございました。
午後4時32分散会
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